ホントの三国志を考える試み。(正史重視)

三国志正史と史実に近い書を主軸に武将を見つめる試み

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三国志10 黄巾の乱(都・宮殿内)

黄巾の乱が始まると宮殿では

張鈞霊帝に対し、

 

中常侍に任命された12名の宦官たちが

十常侍という派閥を形成し、

 

それぞれが列侯となるだけにとどまらず、

一族を各地の地方官に任命し

私腹を肥やしていることが

争乱の元凶である

 

と上奏し、この十常侍を処断して

天下に詫びるべきであると述べた。

 

これを知った十常侍は一族の者を罷免し、

私財を売り払って軍庫に提供した上で

自ら獄にいき霊帝に処罰を願い出た。

 

 

これを知った霊帝は罪を不問として

十常侍に職務を全うさせようとした。

 

すると十常侍は、

張鈞黄巾の内通者である

という話をでっちあげ

霊帝の怒りを張鈞へと向けさせ、

張鈞を自殺に追い込んだ。

 

 

 

この後、今度は宦官の呂強霊帝に、

 

左右の貪濁なる者を誅すべき

 

と上奏すると、十常侍趙忠と夏惲が

ありもしない話を作り上げて中傷し

呂強を自殺に追い込んだ。

 

 

◆隠し財産

 

冀州張角と戦っていた皇甫嵩は、

趙忠ひそかに豪邸を持っていることを発見し、

直ちに没収を上奏して軍資金とした。

 

趙忠皇甫嵩を恨んだが董卓が敗北した

相手を倒せるだけの代わりが

思いつかないため思いとどまった。

 

 

 

◆大将軍何進

 

何進は近衛を総督すると都の近隣の関所に兵を配備すると共に

兵糧を集めて各地に搬送する指示を出し、

伝来の兵器を整備・修繕して決戦に備えた。

(現地戦闘が雲梯なのでこれがどうなったか何を整備したか不明)

 

 

 

黒山賊

 

黒山賊討伐隊は筆頭である牛角を討ったが、

後を継いだ飛燕の異名をとる張燕

盗賊・山賊戦法に翻弄されて蹴散らされ、

この後、さらに黒山賊が罪人・反乱軍・盗賊山賊を吸収して

巨大化したため手におえなくなっていた。

 

 

ところが、黄巾の乱が平定されると、

張燕の方から帰順伺いが来たため

喜んでこれに飛びついて

官職まであげちゃうことにした。

 

 

 

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